2017年3月18日土曜日

両総用水 ~多古・横芝光・山武・東金~

両総用水銘盤ほぼ制覇!



まだ銘盤を探し回っていなかった最後の区間、多古~山武を廻りました。
時間があったので、以前見つけられなかった東金と大網白里市内にある銘盤も探しに行き見つけることができました。
これで、すべての銘盤を探しに廻り、見つからなかった銘盤もあるものの、ほぼ制覇となりました!
今回訪れた区間はすべてパイプライン化されていて、一度も水を見ることはありませんでした。


 道端に駐車





もう水が流れているかと思い、最初に多古円筒分水工に行ってみました。
水はまだ来ていませんでした。
先日、北部幹線用水路を廻った時は水が流れていたので、もしやと思って行ってみましたが、南部幹線用水路まではまだ届いていないようでした。


多古円筒分水工
水はまだありませんでした。


次に、第2揚水機場に行ってみました。
前回訪れたときは閉まっていましたが、今日は入ることができました。


第2揚水機場入口



第2揚水機場
パイプやポンプが展示してあります。


第2揚水機場 更新用FRPM管
開水路をパイプライン化するのに用いた強化プラスチック複合管(FRPM管)


第2揚水機場 サイホン部鋼管
谷のような低いところをサイホンの原理で水を通すのに用いた鋼管です。昔は地上に設置してありました。


第2揚水機場 横軸両吸込渦巻ポンプ
第1揚水機場と第2揚水機場で用いられていたポンプです。


第2揚水機場 縦軸斜流ポンプ
旧第3揚水機場で使われていたポンプです。

次は、第2導水路沿いに少し下手にある旧第2導水路跡に行きました。



第2導水路
第2揚水機場前あたりから撮りました。
向こうの山の手前に旧第2揚水機場がありました。


旧第2揚水機場
パイプの穴の跡が二つ見えます。
21号トンネルの呑口になります。
左上の山の上に吐水槽があります。


吐水槽
旧第2揚水機場の上にあります。
現第2揚水機場から一旦ここに水を揚げているのだと思います。


21号トンネル吐口、22号トンネル呑口は見つからず、22号トンネル吐口まで行って車を停めました。


22号トンネル吐口
ところどころ、銘盤はこのように元の場所から外されて、飾ってあります。
銘盤には「水利削尽」と揮毫されています。


もと来た道を歩いで戻り、県道から吐水槽へ向かう道の手前の道を入っていくと21号トンネル吐口と22号トンネル呑口がありました。
21号トンネルは思っていたより短くて、地図で見ると21号トンネルの呑口のすぐそばに吐口がありました。


21号トンネル吐口
銘盤には「恵水奔流」と揮毫されています。


22号トンネル呑口
21号トンネル吐口からすぐ見える場所にあります。
銘盤には「滋雨如」と揮毫されています。
歩いて車を停めた22号トンネル吐口に戻りました。


4号サイホン呑口
22号トンネル吐口のすぐ下に、4号サイホン呑口のパイプの穴の跡があります。


4号サイホン呑口
4号サイホン呑口から4号サイホン方面を撮りました。
今はパイプは埋められていて見えません。


4号サイホン~23号トンネル
23号トンネル方面です。


4号サイホン~23号トンネル
振り返って4号サイホン方面です。
もともとは開水路だったのだと思うのですが、今は埋められてしまっていて、水は見えません。


23号トンネル呑口
突き当りに23号トンネルの呑口があります。
銘盤ははずして飾ってあります。
「人和斉刀水」と揮毫されています。
23号トンネル呑口の右手の道を上がっていくと広い道に出ます。
23号トンネル吐口は銚子連絡道路の高架下にあります。
5号サイホンの底あたりに車を停めて、5号サイホン呑口まで歩いて登っていきました。


5号サイホン呑口
銘盤がはずして飾ってあります。
「銀蛇征万里」と揮毫されています。


23号トンネル吐口
23号トンネル吐口の銘盤は5号サイホン呑口の小高い場所にある建屋の裏に隠れていました。
「通水千里」と揮毫されています。
これこそ、はずして飾っておけばよいのに...



どうやらトンネルの口を埋めた場所には空気弁の建屋を立てたようで。ここ以外でも、銘盤はところどころ空気弁の建屋の裏に隠されています。
空気弁はパイプにたまった空気を抜いたり、パイプの水を抜く際に空気を取り入れたりする装置です。


5号サイホン
車を停めたあたりから撮りました。
上を通る銚子連絡道路の向こう側に5号サイホン呑口があります。


5号サイホン
反対側(下手)。
坂を登りきったところが5号サイホン吐口です。
5号サイホン吐口の向こう側はゴルフ場になっていては入れません。
ゴルフ場内のトンネルの銘盤ははずして、5号サイホン吐口付近にまとめて飾ってあります。


5号サイホン吐口付近
7つの銘盤を並べて飾ってあります。
5号サイホン吐口「水豊成宝庫」
24号トンネル呑口「貫山田潤」
24号トンネル吐口「濯情水」
25号トンネル呑口「豊水玉穂」
25号トンネル吐口「沃野豊穣」
26号トンネル吐口「百事梟」
27号トンネル呑口「恵水才美」

芝山はにわ道に出て、ゴルフ場の反対側にある27号トンネル吐口に行きました。
27号トンネル吐口近くには、28号トンネル呑口、吐口、サイホンブレーカー、29号トンネル呑口、殉職碑があります。
27号トンネル吐口付近に車を停めました。


27号トンネル吐口
ゴルフ場の反対側、旧開水路に架かる橋のすぐそばにあります。
銘盤には「乾坤純和」と揮毫されています。



28号トンネル呑口
橋の反対側、すぐ見える場所にあります。
銘盤が並べてあります。
28号トンネル呑口 「流慶生祥」
28号トンネル吐口「天如水」
29号トンネル呑口 「万里碧無限」


28号トンネル吐口
銘盤は28号トンネル呑口に移されていて何の痕跡もありませんが、呑口の位置からいってここが吐口でしょう。


サイホンブレーカー
28号トンネル吐口のすぐ先にあります。
サイホンブレーカーは緊急時?に水の通り道に空気を入れることで流れを遮断する設備です。
おそらく1号サイホンブレーカーです。
2号?は山武市に3号は茂原市にあります。


29号トンネル呑口
サイホンブレーカーのすぐ先にあります。


28号トンネル(殉職碑)
車を停めた27号トンネル吐口付近に戻る途中に見つけました。
28号トンネルの上にあります。
両総用水を建設するときにたくさんの方々が亡くなったそうです。

お昼になったので、近くの芝山はにわ道ぞいにある卵専門店「とよまる」でたまごかけご飯定食を食べました。とてもおいしくて、卵を追加で注文しました。

再び、芝山はにわ道を南下して、両総用水に戻り、29号トンネル吐口に向かいました。
29号吐口は少しわかりにくい場所にあります。先ほどの27号トンネル吐口付近の橋を越えて東に進み南に右折してぐるっと迂回して到着しました。



29号トンネル吐口
ここもパイプライン化されています。
本来なら開水路の上から写真を撮りました。
銘盤には「発祥到福」と揮毫されています。


29号トンネル吐口付近
反対側はこんな風景です。
向こうのコンクリートのブロックの向こう側に30号トンネル呑口の銘盤が移されて飾ってあります。
銘盤には「通水安耕」と揮毫されています。


30号トンネル呑口
藪になりかかった場所にあります。
銘盤ははずされて先ほどの場所にあります。


30号トンネル呑口付近
上手方面の写真です。
赤い橋は芝山はなわ道の高架です。

30号トンネル吐口は、以前、山武田圃アートを見に訪れたことがあるあたりだと見当をつけて行ってみました。
田圃アートを見に訪れた時と同様に車止めの手前で車を停めて降りていきました。


30号トンネル~31号
旧開水路に架かっていた橋です。
ここを右手(上手)に歩いていきました。


30号トンネル吐口
思った通り、30号トンネル吐口がありました。
銘盤は、前方に見える空気弁の建屋の後ろにありました。
「水有四徳」と揮毫されています。


30号トンネル~31号
用水路に降りてきた地点に戻る途中で撮りました。


30号トンネル~31号
振り返って上手方面を撮りました。


31号トンネル呑口
用水路に降りてきた地点を過ぎてさらに下手に歩いたところにありました。
やはり、銘盤の前に邪魔な空気弁の建屋があります。
銘盤には「以忍制水」と揮毫されています。
30号トンネル~31号トンネル
ここには、用水路の土手を降りていく階段があったので、降りて行って31号トンネル吐口に向かいました。


田圃の中を少し迂回して進みました。31号トンネル吐口付近だとあたりをつけて、藪が浅くなった場所をかき分けて土手を登りました。
なんとか用水路にたどり着くことができました。ここもパイプライン化して埋めてあります。



31号トンネル吐口
苦労して吐口まで来たのに、銘盤がありません!


31号トンネル~32号トンネル
32号トンネルに向かって引き返してみると、遠くに銘盤がかざってあるような...


31号トンネル~32号トンネル
反対側(上手)です。
左側が土手になっています。


31号トンネル~32号トンネル
銘盤はここに集めて飾ってありました。
31号トンネル吐口の銘盤「梟比天下」
32号トンネル呑口の銘盤「水畔豊潤」


32号トンネル呑口
さらに下手に歩いていくと、32号トンネル呑口がありますが、銘盤はさっきの場所に移されていてありません。


32号トンネル呑口付近
呑口の右手に不思議な橋の跡がありました。埋めてしまってあるのでよくわかりませんが、下に水路があったのでしょう。


32号トンネル呑口付近
橋だった場所から下をみると手掘りの水路の跡のようなものが見えました。

藪をかき分けて土手を登ってきた場所に戻る途中で反対側に上っていく場所を見つけました。
そこは、登ってきた藪に比べるとはるかに整備された道でした、舗装された道を通って車を停めた場所まで戻ることができました。
32号トンネル呑口へは、こちらから来るべきでした。

32号トンネル吐口へは車で向かいましたが、吐口近くが工事中で探し回ったあげく、少し離れた場所に車を停めて歩いていきました。



32号トンネル吐口
銘盤ははずして飾ってありました。
銘盤には「従水利水」と揮毫されています。


32号トンネル吐口付近
32号トンネルは6号サイホンにつながっています。


6号サイホン
6号サイホンは途中で川を渡ります。
これは川を渡るパイプです。
右手の山のふもとが吐口です。


33号トンネル呑口付近
6号サイホン吐口と33号トンネル呑口付近から上手(6号サイホン)方面を撮りました。
おうめん

33号トンネル呑口付近
振り返って、33号トンネル呑口方面を撮りました。
33号トンネル呑口の銘盤は、はずされて道のそばに飾ってあります。
銘盤には「清而美」と揮毫されています。



33号トンネル呑口
上の写真の突き当りが33号トンネル呑口です。
銘盤は、はずされています。

県道を少しだけ南下し、すぐに右折して東に向かいました。
しばらく行くと右手に33号トンネル吐口がありました。
以前来たときは、草むらの中で銘盤はよく見えませんでしたが、今回は草が刈ってあってよく見えました。



34号トンネル吐口
銘盤には「豊水潤総野」と揮毫されています。

用水路(パイプライン化されて埋めてあります)沿いの舗装路を進んでいきました。



33号トンネル~34号トンネル
上手方面です。


33号トンネル~34号トンネル
下手方面です。
前に見えるのが2号サイホンブレーカーじゃないかと思います。

舗装路が終わってしばらく歩くと34号トンネル呑口がありました。
分かりにくい場所にあります。
このあたり、関東ふれあいの道があって、呑口を超えて山道が続いています。最初、その山道に行ってしまったのですが、思い返して戻ってみると草むらの中に34号トンネル呑口の銘盤がありました。



34号トンネル呑口
分かりにくい草むらの中にあります。


34号トンネル呑口銘盤
草(藪)をかき分けて撮りました。


34号トンネル吐口へは、3号トンネル呑口付近まで車で戻って、国道126号を通って行きました。
途中、用水路の土手が見えました。



33号トンネル~34号トンネル
向こうに用水路の土手が見えました。


7号サイホン呑口
銘盤には「清流不息」と揮毫されています。


34号トンネル吐口
7号サイホン呑口の階段の上の建物の奥にありました。
銘盤には「不含尽夜」と揮毫されています。



7号サイホン呑口付近
7号サイホン方面を撮りました。


7号サイホン吐口
銘盤には「和平耕田」と揮毫されています。


7号サイホン吐口
吐口の上に登って、7号サイホン呑口方面を写しました。

車で35号トンネル呑口付近に移動しました。



7号サイホン~35号トンネル
旧開水路に架かっていた橋がありました。


35号トンネル呑口
銘盤には「安流順軌」と揮毫されています。


これで今日の計画は終了しましたが、少し時間があったので、これまでに見つけられなかった銘盤を探しに行きました。

まずは、以前、その場所には行ったけども銘盤の影すら見当たらなかった8号サイホン吐口に行ってみました。



8号サイホン~36号トンネル
以前も行きましたが、もとあった開水路に架かっている橋です。今は開水路は埋め立てられてパイプライン化されています。


8号サイホン吐口
前に来た時よりも草が少なくてわかりやすかったです。
銘盤は柵の向こう側、崖面にありました。
「流水開疎」と揮毫されています。
これこそ、はずして見やすいところに飾っておいてくれるとよいのに...


8号サイホン吐口
崖から下を見下ろすとサイホンの口の跡が見えました。

さらに見つからなかった東金と大網白里の銘盤を探して回りました。



42号トンネル呑口
銘盤には「貫流済世」と揮毫されています。


41号トンネル吐口
前に来たときは、草が生い茂っていて近づくことができませんでした。
銘盤には「涌泉滑滑」と揮毫されています。


42号トンネル吐口
前に来た時よりは草も少なくきれいに撮れました。
銘盤には「流水悠悠」と揮毫されています。


43号トンネル吐口
前に来た時は草が生い茂っていてたどり着けませんでした。
銘盤には「水到渠成」と揮毫されています。


44号トンネル呑口
前に来たときは草が生い茂っていて、銘盤は確認できませんでした。


44号トンネル呑口銘盤
銘盤は空気弁の建屋のうしろ側にちゃんとありました。
銘盤には「豊水潤民」と揮毫されています。

最後は前回探し回ってどうしても見つからなかった40号トンネル呑口を探しに行きました。
前回は用水路の東側をメインで探しましたが、今回は西側を探してみました。
用水路があると思われる台地に近づくためには藪をかき分けて進まなければなりませんでしたが、なんとなく空気弁の建屋のようなものが見えたので藪をかき分けて行ってみました。



40号トンネル呑口
ありました!
やはり、トンネルの前の空気弁でした。


40号トンネル呑口銘盤
建屋のうしろに銘盤がありました!
「刀水貫丘」と揮毫されています。

取り外して飾るのもいいけれど、元の形のままで保存してくれると良いのになと思いました。
せっかく作った銘盤が建屋の陰に隠れてしまっているのはもったいないです。

これで、すべての銘盤を探しに行き、少しを除き到達できる銘盤はほぼ制覇できました!
一番最初の1号トンネル呑口に行けていないのは残念ですが...