2017年12月9日土曜日

佐貫町~保田

富士山見ながら海岸をウォーキング



佐貫町駅から保田駅まで、海岸を歩きました。
良い天気でずっと富士山が見えていました。
途中、燈籠坂大師の切り通しトンネルに寄りました。
浜金谷から保田に向かう途中の明鐘隧道と潮噴隧道は歩道がなく、狭い路肩を歩いて行かなくてはならないのでお勧めしません。





9:50 佐貫町駅 出発

県道256号を新舞子を目指しました。

10:00

途中右手に東京湾観音が見えました。

10:10 新舞子 到着

富士山がきれいに見えました。

新舞子

横浜ランドマークタワーも見えました。

新舞子

富士山の上に下弦の月がかかっていました。

新舞子

東京湾観音がよく見えました。
左の岬は磯根崎です。

10:30

ここで、砂浜がなくなりましたが進んでいきました。

10:35

岩場を歩いてしばらく行くと、とうとう足場がなくなってしまいました。
ふとみると、ロープが張ってあって、それを伝って岩場を回り込んでいきました。
この写真は回り込んでから振り返って撮りました。

歩いてきた方向を振り返って撮りました。
崖の下の暗い部分がロープを伝って回り込んだ場所です。
ここからは、岩場が続くもののロープを伝うような場所はありませんでした。

10:40 

崖の下にトンネルを発見しました。

謎のトンネル

ここまでは、寄ってみましたが、これ以上は近づきませんでした。

何でしょう?

謎の人工物

先ほどの煉瓦のトンネルのそばの浜に明らかに人工物とわかる物体がありました。

何でしょう。戦時中の遺物でしょうか?

10:45

さらに行くと、水が流れ出るトンネルがありました。

10:50 上総湊港海浜公園 到着

向こう側が海浜公園です。
茂みを抜けて向こう側に出られます。


今まで歩いてきた浜を振り返って。

上総湊港海浜公園

雲がかかってはいますが、富士山がよく見えました。
右上に下弦の月が写っています。

11:20 湊川

内房線の鉄橋です。
有名な撮影スポットだそうです。

11:40 ニコニコドライブイン

じゃらんで紹介されていたので行ってみました。


ニコニコドライブイン

安くておいしい大衆食堂です。
アジフライ370円、ごはん150円、味噌汁50円、計570円です。
豆腐と漬物はサービスです。

アジフライは2尾。ボリュームがあっておいしかったです。

12:00 ニコニコドライブイン 出発

燈籠坂大師の切り通しトンネルを目指しました。
国道127号から離れて旧道と思われる道を進みました。この先を行けば、燈籠坂大師の切り通しトンネルだと思われるのですが、線路に阻まれて、この道は断念しました。


12:25 燈籠坂大師入口

国道127号沿いにある左手の赤い門をくぐって登って行きました。

燈籠坂大師入口

まもまく、燈籠坂大師入口と書かれたトンネルがありますが、ここではありません。
このトンネルを抜けた右手に切り通しトンネルがあります。

燈籠坂大師の切り通しトンネル(旧城山隧道)

もともと急な上り下りの先にあったトンネルが、昭和初期に掘り下げられて、このように背の高いトンネルになったとのことです〔リンク〕。トンネルの高さは15m近くあります。

燈籠坂大師の切り通しトンネル(旧城山隧道)

トンネルを抜けると燈籠坂大師に続く階段があります。
階段の左側がトンネルです。

12:35

トンネルを抜けた後、旧道を進んでいくと。またもや線路にさえぎられてしまいました。
「危険。踏切ではありません。」の看板がありましたが、引き返すのも面倒なので、注意して渡らせてもらいました。
渡った後、振り返って撮った写真です。

12:50 竹岡ヒカリモ発生地

国道127号の脇にあります。
ヒカリモは発光する藻ではなく、黄金色に光を反射するのだそうです。菜の花が咲くころによく反射するようになるということで、この時は全く光っていませんでした。

竹岡ヒカリモ発生地

洞穴の中に水がたまっていて、そこにヒカリモが発生します。
毎年同じ場所に大量に発生するのは珍しいのだそうです。
日本で最初のヒカリモ発見地であり、天然記念物に指定されています。

13:00 打越トンネル 通過

このトンネルは歩道が広く、安全に通過できます。
左手に変な形の洞窟がありました。戦時中の洞窟陣地の跡らしいです。

13:05 洞口隧道 通過

このトンネルは歩道が無くて危険です。
短いので、向こうから車が来ない時を見はからって、走って通過しました。

洞口隧道

通過した後、振り返って撮った写真です。
このように断崖が海に落ち込む場所に国道が走っているので、トンネルや洞門が続きます。

国道127号からの展望

国道127号は断崖の上を通っているので、とても良い眺めです。
遠くに大島が見えました。

13:20 丑山トンネル 通過

ここも広い歩道があって安全です。

金谷と久里浜を結ぶ東京湾フェリーが見えました。
チーバくんが描いてあります。

13:25 島戸倉トンネル 通過

広い歩道がありましたが、せっかくなので右側の旧道を行きました。

旧島戸倉トンネル


旧島戸倉トンネル

出口は半分以上塞がれていて、道幅が狭くなっていました。残りの部分は物置になっていました。

13:40 浜金谷 通過

ヤシの木がたくさん植わっていました。
個人のお宅のようです。

浜金谷

街角に水仙が飾ってありました。

浜金谷

「たわわわわ」と書かれた変な石が置いてありました。
後で調べてみると、「石の刻道」といって金谷の街角に置いてある石の彫刻のうちの一つだったようです。

13:50 鋸山ロープウェー

金谷の街から鋸山の写真を撮るのを忘れていたので、ロープウェー乗り場まで行って撮りました。
(街中は電線が多く良い撮影場所がありませんでした。)

13:55 金谷神社

ロープウェー乗り場のすぐ前にあります。
1469年に海中から引き揚げられたといわれる大鏡鉄があります。直径1.6mもあります。

海に突き出た岩の上に神社がありました。
階段は壊れかけていましたが、登ってみました。

神社からの眺めです。

14:10 明鐘隧道入口

地図で調べると海側を迂回する歩道があるようなのでそちらに行ってみました。
映画『ふしぎな岬の物語』のモデルとなった喫茶店の横を通り抜けます。

明鐘岬

ところが、崖が崩れていて道が無くなっていました。
もしかしたら迂回できるのではと思い、海岸に降りて進んでいきました。
このあたり、鋸山が海に沈みこんでいる場所でそれにふさわしい地形でした。

14:20 明鐘隧道入口

結局、迂回はできませんでした。あるはずの歩道は、台風のせいか、崩れてなくなっていました。
仕方なく引き返して、明鐘隧道の中を進むことにしました。
写真のようにボタンを押せと書いてあったので押しましたが、いったい何の役にたったのやら。
入口付近は洞門になっていて、明るくて路肩も割と広かったのですが(といっても写真に写っている車と側壁の間の幅なんですが)、なかほどのトンネルでは道幅が狭くなってしまいまいました。
車が途切れるのを待って、走って通り抜けました。

明鐘隧道

それでも、何台かの車とすれ違いました。
こちらも怖かったけど、向こうも怖かっただろうな。
トンネルを抜けると洞門になっていて、路肩で一息つきました。

明鐘隧道

抜けてきたトンネルを振り返って撮りました。
トンネル内は暗く、しかも曲がっているのでとても危険です。

明鐘隧道 出口

左の歩道を歩いてくる予定だったのですが、崖崩れのために壊れていて、こちら側からも通行止めになっていました。

14:30 潮噴隧道 入口

再びトンネルです。
右側の歩道はロープが張ってあって通行止めになっていました。
どっちが危険なんだ!と思いましたが、すぐ先のトンネル部分には歩道がなさそうだったので、トンネル内を進むことにしました。

潮噴隧道

途中一部歩道がとおれるようになっていましたが、崖崩れが怖くて、なるべく内側をあるきました。

潮噴隧道

肝心なトンネル部分の歩道は通行止めになっていました。

潮噴隧道 出口

やっと抜けました。
振り返ると歩行者用トンネルを塞いだような跡が...
歩行者用トンネルなのなら、復活してほしいものです。

14:55 保田海岸


保田海岸

富士山が見えています。

15:10 ばんやの湯 到着

お風呂につかって帰りました。
入浴料570円

15:55 ばんやの湯 出発


保田

駅に向かう途中、水仙が咲いていました。
さすが、水仙で有名な保田です。

16:10 保田駅 到着

ばんやの湯からは15分です。

帰りの車窓から

陽が沈んだ後の富士がきれいでした。