2017年3月25日土曜日

九十九里鐡道廃線跡

廃線跡の遊歩道



九十九里浜を歩いた後、少し時間があったので、九十九里鐡道の廃線跡を歩きました。
旧上総片貝駅から東金駅まで全線踏破しました。

九十九里鐡道は、東金と九十九里浜の片貝を結ぶ鉄道で、1961年に廃線になりました。
廃線跡は一部遊歩道になっていて、旧片貝駅から東金駅まで廃線跡をたどることができます。
わずかながら、かすかな痕跡が残っていました。

 バスと鉄道で移動






旧片貝駅
今はバス会社「九十九里鉄道株式会社」のバス停「片貝駅」になっています。
バス停なのに”駅”です。

15:00 旧片貝駅出発


旧片貝駅付近
正面の建物の向こうが旧片貝駅です。
写真を撮った場所は線路の上あたりのはずです。


旧片貝駅付近
上の写真を撮った場所で振り返って東金方面を撮りました。
正面の道が廃線の跡です。


このあたりから、廃線跡が遊歩道になっています。


遊歩道が続きます。


旧学校前駅付近
「きどうみち」と書かれています。
当初、九十九里軌道と名乗っていたからだと思います。


まだまだ遊歩道が続きます。


民家の生垣の間を抜けて行きます。







15:20 旧西駅通過


旧西駅
モニュメントがあります。


遊歩道が続きます。





ここで遊歩道は終了です。
用水路を渡るのに迂回して、さらに続く小道を進みました。


東金市に入りました。

15:50 旧荒生(あらおい)駅通過


旧荒生(あらおい)駅
左にホーム跡らしき石がありました。


旧荒生(あらおい)駅
駅名の表示板のあとでしょうか。


道は細くなりましたが、廃線跡をたどって歩くことは可能です。

このあたりでカワセミを見かけました。
それほどきれいな水路ではないのですが、シギらしき鳥もいました。


まだまだ続きます。


このコンクリートは線路の橋のあとでしょうか?


民家の中を抜けて行きます。


旧家徳(かとく)駅
このあたり少し広くなったところが駅の跡だそうです。

16:10 旧家徳(かとく)駅通過








道のある場所でなく、右手に続く土手の上が線路の跡のようです。


土手に橋の痕跡がありました。


家徳川にぶつかりました。
橋が架かっていたのだと思いますが、痕跡は見つけられませんでした。

向こう側の線路跡と思われる場所は用水路になっています。

迂回して用水路沿いに進みました。


用水路沿いに進みました。


幅広の用水路です。
線路跡を掘って用水路を作ったのでしょうか。


旧堀上(ほりあげ)駅付近
おそらくこのあたりではないかと...


国道126号にぶつかる地点で用水路は終わり、その先は民家の間の道路になっています。



山武福祉センター
ここで行き止まりです。
廃線跡には山武福祉センターが立っています。


東金踏切
JRに平行して続く細長い空き地が廃線跡のようです。
この先右手に山武福祉センターがあります。

17:10 東金駅着



ref.
廃線探索 九十九里鉄道(歩鉄の達人)