釈迦涅槃像
全長5m超の大きな涅槃像です。
普段は、入口の引き戸が閉まっていて、窓ガラス越しに見ることができます。引き戸の右手に照明のスイッチがあって、照明をつけて見るようになっています。
お寺自体は、田園の中にある小さなお寺です。
いすみ市郷土資料館~海雄寺~三光寺 を廻りました。
駐車スペースあり
右手が太く、左手が長いなど、全体にアンバランスな感じです。
その手掛かりになる昔話が残っているそうです(朝日新聞の記事から引用)。
海雄寺は戦国時代に万木城主の菩提寺だった。そのころ、立派な寝釈迦さまがあった。しかし、戦乱の世に頭だけになって野ざらしになっていた。その後、近隣の村人が寄進を集めて胴体部分を作ることができたという話です。
胴体全体に千人を超える寄進をした人々の名が刻まれていて、1713年(江戸時代)のものだそうです。
頭と胴体では造りが全く異なり、頭が先に造られたのは確かだということです。胴体の穴は鋳造時のミスだそうです。