2019年2月10日日曜日

府馬の大クス ~香取~

樹齢千年



これまた芳源マッシュルームパッキングセンターの玄関に貼ってあった観光案内地図に載っていた樹齢1300~1500年と言われる大クスを見に行きました。本当はクスではなくてタブノキだそうです。迫力ありました。
「麻績千丈ヶ谷」とよばれる、広がりのある谷津を眺めることができる展望台がありましたが、まわりの木々が大きくなってしまってよく見えませんでした。

阿玉台貝塚梅林樹林寺府馬の大クスを廻りました。


 無料駐車場あり(5~6台分)




大クス


大クス


大クス

大クス


大クス


展望台


展望台

まわりの木が大きくなってしまっていて何も見えませんでした。




【説明板】

大クス展望公園
 この公園は、国指定天然記念物である「府馬の大クス」をシンボルとし、皆さんの憩い の場として整備された公園です。 「府馬の大クス」は樹齢1300年~1500年の巨樹で、実際にはクスノキではなく、仲間のタブノキです。文化庁が天然記念物に指定した際に、俗にイヌグスと呼ばれ、地元でも大クスの名で通っていたことから、大クスとして指定したため、今もその呼び名が 残っています。
 隣にある小さなお社は宇賀神社といい、宝亀4年(773年)宇気母知神を勧請したことに始まる、府馬地区で一番古い神社です。大クスは、その御神木ともいわれています。一帯は府馬城跡で、中世、この辺りに府馬氏が砦を構えていました。
 境内に入ると、タブノキ特有の香りが辺りを包み込みます。この香りは2001年に環境 省が選定した、「かおりの風景100選」に「府馬の大クス」として選ばれています。
 展望台からは「麻績千丈ヶ谷」とよばれる、広がりのある谷津を眺めることができます。この地形は、古代、温暖化による海水面の上昇によって海岸線は現在よりも内陸にあり、 丘陵台地部を除いて海でした。それが現代のような気温に低下するとともに海岸線が後退し、台地から土と水が流れ出し、台地の間に樹枝状に入り組んだ、特徴的な細長い地形の低地である谷津が形成されて出来上がりました。
 太古に入り海だった地域は豊かな水田地帯となり、丘陵台地部であった田部の沖、竹ノ内、小見、川上、高野集落を島になぞらえ、「陸の松島」といつしか呼ばれるようになりました。