旧海岸線を訪ねて
8:45 本千葉駅 出発
8:55 厳島神社
厳島神社
社殿の裏に「お穴」と呼ばれる小さな洞窟やご霊泉があります。
9:05 都川
9:10 出洲港公園
9:20 新明神社
新明神社
銀杏の古木
9:25 白幡神社
9:30 新宿
味噌屋だったようです。
埋めたて前からあった雰囲気が...
9:40 登戸
向こう側(南西)に向かって緩やかにくだっています。
海に向かう下り坂だったと思われます。
ビルが建っているあたりは海だったはずです。
9:45 登渡(とわたり)神社
少し高台にあります。
登渡(とわたり)神社
ビルが建っているあたりは、昔は海でした。
海を望む高台に立つ神社でした。
登渡(とわたり)神社 本殿
立派な本殿です。
登戸 焼き蛤屋
昔は下り坂の向こうはもう海でした。
登戸
この坂を下ってきた手前が昔の海岸線です。
登戸緑地
右手の黒松が生い茂っているところが海食崖になっています。
左手の国道14号が海岸線または波食台のあった場所です。
登戸
海食崖をまっすぐ登る階段。
昔は海岸に降りていく階段だったと思われます。
登戸
海食崖を斜めに登る道。
10:10 石尊神社
先ほどの道を登ったところにあります。
黒砂
海食崖を斜めに降りて行きます。
黒砂
国道14号。
左手が埋め立て地。
黒砂
同じ場所から。反対側。
稲毛
稲毛陸橋の手前。
右手は急な海食崖。
10:35 稲毛陸橋
左上に写っているのが稲毛陸橋。
昔はこの崖の下から海が続いていたはず。
10:50 稲毛浅間神社
緩やかな海食崖の上に建っています。
海岸近くであった名残りの松が見えます。
海岸近くであった名残りの松が見えます。
稲毛浅間神社 本殿
稲毛浅間神社
国道14号の海側にあります。
昔は海中に立っていたのだそうです。
11:25 三峯神社下
三峯神社は前方に見える階段の海食崖の上にありますが、登るのはやめておきました。
11:40 花見川旧河口
前に見える橋は国道14号(千葉街道)。
河川改修後の旧河口です。
河川改修後の旧河口です。
花見川(国道14号の橋のたもと)
ここは、少し小高くなっていて、上部に岩もありました(写真手前、草がないところ)。
昔の堤防の跡では??
磯部新田公園(花見川)
旧花見川河口あたり。
幕張
北東に向かって緩やかな登りになっています。このあたりは海食崖ではありません。
海(手前側)に降りていく道だったと思われます。
幕張
同じようにこの道に降りてくる道がたくさんあります。
この道が昔の海岸線です。
幕張駅入口
信号のある交差点が旧千葉街道です。
旧海岸線あたりから撮りました。
ここも北東に向かって緩やかな登りになっています。
幕張駅前
幕張大通り。
前方が幕張駅入り口です。
12:10 幕張駅
12:25 浜田川旧河口付近
国道14号の下流側。ここから下流が埋め立てに伴い新しくできた川です。
浜田川旧河口付近
国道14号の上流側。
12:40 幕張のタブ林
うっかりしていると見落としそうなこじんまりとした丘です。
房総の魅力500選に選ばれています。
幕張のタブ林 首塚
頂上にあります。
幕張のタブ林
おそらく、これがタブの木では...
幕張本郷
また海食崖を登る階段です。
幕張本郷
海側が展望できます。
目の前の屋上が駐車場になったところも含め向こう側は海だったはずです。
京葉道路幕張ICを越えるためにぐるっと遠回りしました。
幕張本郷
京葉道路のフェンスの戸が開いていました。
非常口かと思ったら、京葉道路を横断する歩行者用通路だということで、向こうから自転車を押して人が出てきました。
この通路を通れば近かったかもしれません。
13:15 鷺沼
阿武松部屋がありました。
千葉にあるんですね。
鷺沼
北東側。畑が広がっていて海岸段丘上の原風景と思われます。
鷺沼
南西側。反対側は海食崖になっていて、その下は海が見渡せたはずです。今は埋め立てられてしまい、海岸線は遠くて見えません。
鷺沼
海食崖を降りて行きます。
左手は一面海だったはずです。
鷺沼
千葉街道から海側に入った路地。
海に続く路地だったのでしょう。
13:50 谷津干潟
向こう岸は埋め立てられていますが、昔は延々と続く干潟だったのでしょう。
谷津干潟
谷津バラ園
谷津干潟のそばにあります。
まだ20%咲きとのことでした。
入場はしませんでした。
谷津干潟
北岸沿いに遊歩道が整備されています。
ところどころ観鳥台が設置されています。
干潟に見える木橋は期間限定で通ることができるようです。この日は通れませんでした。
谷津干潟遊歩道
木々に囲まれた気持ちの良い遊歩道でした。
多くの人が散歩していました。
14:25 南船橋駅到着
いろり庵きらくでミニかつ丼セットを食べて帰りました。
参考:
米澤正弘,「千葉市の昔の海岸線を歩く」, 地質学雑誌, Vol. 122, No.8, pp.445-458 (2016).