2015年9月23日水曜日

人骨山・津森山 ~鋸南~

道に迷って崖をよじ登る!



道に迷って、iPhone&グーグルマップを頼りに崖をよじ登りました。

 無料駐車場あり(佐久間ダム湖駐車場)








木更津東ICを9:40に通過。

一昨日と同様に、

国道410号を南下。
久留里の街中を避けるため、俵田駅付近でバイパスを右折。
少し狭い道をしばらく行って、岩出の交差点を右折。県道145号を道なりにまっす行けば、国道410号の大坂の交差点に出ます。

途中、大坂のカナリアガーデン・カントリークラブ手前の道端の空き地で湧水を汲んでいきました。
先客がいて、大きなペットボトルにたくさん汲んでいましたが、先に譲ってくださいました。
南房総の方だそうで、いつも汲みに来ているそうです。

10:20、鴨川市長狭中学校前の交差点を今日は通過。
10:35、をくずれ水仙郷に向かって左折。
10:40、佐久間ダムの駐車場に到着。

佐久間ダム駐車場

10:45、出発。
”ハイキングコース”の看板に従い進む。
あまり人が通らないのか、草がいっぱい生えています。
途中、ケヤキの大木がありました。
少し高台になったところから、佐久間ダム湖がよく見えました。
ところどころ、標識が設置されていますが、だんだんと草が生い茂り、しばらく行くと草をかき分けながら進むようになりました。
ようやく、草が生えていない道に降りたところにある分岐を左手に行くと小さな滝がありました。

 ”ハイキングコース”の看板

草が生えた道。この先はもっと茂っていました。 

大ケヤキ


途中、佐久間ダム湖を望む。
右手が登ってきた道。このあたりは舗装されているので草はあまり生えていません。 

宮田の滝の手前にある標識 

宮田の滝
小さな滝です。

11:05、宮田の滝を出発。先ほどの分岐まで少し戻り、元来た道に戻らずそのまま草の生えていない道を少し行くと、アスファルトで舗装された車道に出ます。
この道は、佐久間ダムの駐車場から続いている道で、草ぼうぼうのハイキングコースではなくて、この道を歩いてくるのが正解のようでした。
この道を佐久間ダムとは反対側に登って行きます。
25分ほど車道を歩いて行くと、人骨山に向かう山道の入口に到着します。
途中、標識が整備されていて、ここまでは迷うことはありません。


アスファルトで舗装された車道に出ました。
右手が佐久間ダム方面。左手を登って行きました。 

黄色い花が咲いていました。 

人骨山と書かれた白い標識に従って歩きます。 

右手の道を登って行きます。
途中、「人骨山に登るのかい?」とおじさんに声をかけられました。
今回の登山では、山に登る人とは一人も出会いませんでしたが、人骨山に登る人はいるようです。

人骨山に向かう山道への分岐。
ここまでは、ちゃんと標識があります。


11:30、分岐を通過。
草が生い茂った道で、10分程度歩くと道跡もわからないようになってきました。
(この時すでに、道を間違えていたようです。)
途中、獣(猿?、イノシシ?)が喧嘩するような声が聞こえ、不安になりながらさらに10分ほど歩くと、とうとう道がなくなってしまいました。
引き返そうと思いましたが、iPhone&グーグルマップで事前に調べてきた地図と現在の場所を比べてみると、今、谷の下にいて、左手の崖の上にある尾根に道があるようでした。
そこで、崖をよじ登ることにしました。崖といっても木が茂っているので足場はありました。木の根元をつかみながら、必死に登ること10分やっと道に出ました。
実は、地図を見間違えていて、地図には崖の上の道は書かれていなかったのですが、幸運なことに人骨山に向かう道に出ることができました。


道がなくなったあたり。
下の谷の草むらから獣の叫び声が聞こえました!
ここで、意を決して、反対側の崖をよじ登って行きました。


崖をよじ登ったところにあった尾根道
この道を登って行くと山頂に向かう分岐に到着します。
人骨山山頂に向かう分岐
左手が山頂。右手は人骨山の反対側に下る道。


12:05、山頂に向かう分岐を通過。
太いロープが張ってある少し急な道を3分ほどで山頂に到着します。



人骨山山頂に向かう道
人骨山山頂に向かう道
太いロープが張ってあります。

12:08、人骨山山頂到着。
山頂にはススキが生い茂っていて足場があまりありませんでしたが、眺めは素晴らしかったです。
南側には、左から千葉県最高峰の愛宕山、一昨日登ったばかりの御殿山、鷹取山、宝篋(ほうきょう)山、大日山、正面に伊予ヶ岳、右側に富山が見えます。
西側には、浦賀水道や鋸山、さらにはかすかですが富士山が見えました。


人骨山山頂のパノラマ(南面)
 左手に愛宕山、正面に御殿山、鷹取山、宝篋(ほうきょう)山、大日山、右手に伊予ヶ岳。

 愛宕山

 左から、御殿山、鷹取山、宝篋(ほうきょう)山、大日山

鋸山 

浦賀水道とどこかの海岸(ススキ越しの写真) 

富山 

人骨山山頂 
ススキが生い茂っています。
古ぼけた鯉のぼりが飾ってあります。

かすかに見えた富士山 

人骨山山頂(少し手前側)
桜の木がたくさんあります。

津森山
人骨山山頂から少し降りたところからみえました。
山頂部分だけ、木が刈り込んであるのが特徴です。


12:20、人骨山山頂を出発。
山頂に向かう分岐を今度は左側に降りて行きました。
5分ほどで平らな道に出て、さらに5分ほど歩くと舗装された車道への分岐に出ます。


山裾にある何かの畑? 

平らな道に出ました。 

車道への分岐
右手の道をやってきました。
左手の道を行きました。
手前にずっと行くとをくずれ水仙郷を経由して佐久間ダムに戻ります。

12:30、分岐を通過。
整備された標識に従って、津森山の登り口まで進む。
途中、愛宕山と棚田が見渡せる見晴らしの良い場所をとおりました。


整備された標識 

整備された標識
棚田の向こうに見える愛宕山 

整備された標識
左手の道を登って行きます。 

津森山山頂への登り口
右手を登って行きます。
帰りは左手の道を行きました。民家の軒先を抜けていきます。


12:45、津森山山頂への登り口通過。
5分程度で頂上に到着。


 きれいに草を刈りこんだ道を行きます。
津森山山頂に向かう道からの眺め
正面手前に先ほど登ってきた人骨山、奥に伊予ヶ岳、右手に富山が見えます。

12:50、津森山山頂到着。
「富士山が見える」の看板があったので行ってみましたが、すでに霞が濃なってしまっていて先ほど人骨山でかすかに見えた富士山はもう見えなくなっていました。
頂上は、南北に木が払ってあって展望がきくようになっています。
南側には、伊予ヶ岳、富山、鏡ヶ浦(館山湾)が見えます。
北側には、富津岬、鹿野山、高宕山が見えます。

津森山山頂(336m)
ここにも房州低名山の看板がありました。


この先20mで富士山が見えると書いてありました。


20m程度行った先にも看板が。
富士山が見える見晴らしの良い場所はもう少し先にありました。

富士山が見える高台
残念ながら霞が濃くなっていて人骨山で見えた富士山は見えなくなってしまっていました。
それでも、浦賀水道やその向こうの三浦半島がよく見えました。

津森山山頂の展望(南側)
正面手前に人骨山、奥に左手から伊予ヶ岳、鏡ヶ浦(館山湾)、富山。

津森山山頂のパノラマ(北側)
遠方左手から、富津岬、鹿野山(正面)、高宕山が見えます。

津森山山頂で昼食をとってから下山。
13:35、下山開始。
いきなり道を間違えてしまいました。東側に降りて行ったところすぐに道がなくなってしまいました。
引き戻して、南側に進む正しい道を下りて行きました。

13:40、登山口の分岐を通過。
登りとは逆、右手の民家の軒先を通る道を下りました。

先ほど、人骨山から下りてきたときに出合った舗装された車道に、もう少し下ったところで出会うのですが、こちらの道は舗装はされているものの少し荒れていました。


少し荒れた道を下って行きます。 

左手からやってきました。振り返って写真をとりました。
反対側から登ってくるとまっすぐ行ってしまいそうです。 

分岐。右手からやってきました。
ここも、反対側から登ってくると間違えて左に行ってしまいそうです。

彼岸花がたくさん咲いていました。 

津森山登山口
左手から降りてきました。右手を行くと先ほどの人骨山からの分岐に着きます。
手前ををくずれ水仙郷の方へ向かいました。


14:00、津森山登山口通過。
をくずれ水仙郷方面に車道をゆるやかに下って行きます。
途中、車は一台もとおりませんでした。


分岐。左手の道を行きます。 

津森山方面(正面が津森山?) 

人骨山 

鏡ヶ浦(館山湾)と洲崎あたり
(露出絞ってます)


14:20、八雲神社到着。


八雲神社 

八雲神社 

八雲神社


14:25、八雲神社発。
佐久間ダム湖畔の彼岸花を楽しみながら駐車場に戻る。

14:50、駐車場到着


この分岐を左に降りて行きました。 

佐久間ダム湖 

佐久間ダム湖畔 

佐久間ダム湖畔


鋸南町営「笑楽の湯」で温泉につかって帰りました。

14:53、駐車場発。
15:00、笑楽の湯着
15:45、笑楽の湯発

来た道をかえりました。

16:45、木更津東IC通過