2013年9月22日日曜日

ドン・ロドリゴ上陸の地 ~御宿~

メキシコゆかりの海岸



メキシコ記念塔からは、太平洋が見下ろせます。

曼珠沙華寺妙提寺~メキシコ記念塔~ドン・ロドロゴ上陸の地 を廻りました。


 メキシコ記念塔:無料駐車場あり
 ドン・ロドリゴ上陸の地:道端に駐車







メキシコ記念塔

メキシコ記念塔のある高台の先端より太平洋を望む


メキシコ記念塔にあった説明板より
千葉県指定重要史跡 ドン・口ドリゴ上陸の地
日・西・墨(日本・スペイン・メキシコ)三国交通発祥記念之碑由来記

1609年(慶長十四年)スペイン領フィリピン総監ドン・ロドリゴを乗せた帆船サンフランシスコ号は
フィリピンからメキシコに向け航海中台風に遭遇し漂流、この岩和田海岸に座礁した。秋9月30日未明のことである。
乗組員373人中56人は溺死、残る317人は岩和田村民により救出された。この時海女たちは、
飢えと寒さと不安にうちふるえる異国の遭難者たちを、素肌で暖め蘇生させたと伝えられている。大多喜城主本多忠朝の判断により遭難者たちは37日間岩和田大宮寺に滞在、村民の手厚い保護を受けた後、江戸城に至り将軍秀忠に謁し、更に駿府に至り家康に謁し、翌1610年家康が三浦按針に建造させた新しい舟を与えられ無事メキシコに帰国した。
翌1611年聘礼使(へいれいし)ビスカイーノの来日、そして1613年支倉常長のメキシコ・スペイン・ローマ特派など、一連の史実はすべてこの岩和田村民の心意気に発するものである。
我等の祖先の美挙を後世に永く伝えるため、また永遠なる国際親交を祈念して、昭和3年10月1日、森、浅野重雄等発起人となり、この日西墨交通発祥記念之碑が建立された。


ドン・口ドリゴ上陸の地より

ドン・口ドリゴ上陸の地より